ハンニバル・ライジング

意外にも、私より夫が観てみたかったという映画。
衝撃の作品だった「羊たちの沈黙」のレクター博士の生い立ちの話なんだけど、これがまた全く別物なカンジで。
レクター博士ファンは、はっきり言ってガッカリすると思うわ。
フランスに住む若くて美しい叔母が、ムラサキっていう日本人(コン・リー)で。
しかも甲冑とか日本刀とか、見た瞬間やな予感〜〜〜!が的中!(笑)
フランスのお城みたいな邸宅で、剣道。。アクションヒーローものの特訓か?
もう興ざめっすよ。
それに狂気のレクターが生まれたきっかけは「復讐」だったってのもねえ。
普通過ぎねーか?
ストーリー的に、猟奇的でショッキングな殺人シーンが入らないといけないのは分かるしホラー好きだから全然問題ないと思っていたんだけど、私にしてはなんだか珍しく引き気味な部分も。
小道具(特に日本刀)の使い方が失礼きわまりない気がして、気分悪かったしな。
あとレストラン経営の男が、レクターの妹ミーシャのバングルを娘につけさせていたってとこは、一番エグかった!!普通の人間の神経ではあり得ないだろ!
死んで正解!(笑)
幼少期の体験へのトラウマが、人格形成に大きな影響を及ぼし犯罪へと走らせる。。
という話はよく聞くけど、ギャスパー・ウリエルの演技に説得力が欠けていたってことですかねえ。
やっぱり、ある種の美しさすら感じさせたアンソニー・ホプキンスのレクターのイメージが強すぎるのか。

個人的には、中途半端に成長した青年期よりも子供時代をもっと描いて欲しかった気が。ま、復讐劇だから子供じゃ駄目なんだけどね。

良い点を上げるとするならば、
終盤の「お前も食っただろう?」
ラスト「お前の首を貰いにきた」
って2つのシーン。
意外性があったのと、ラストはレクター博士っぽい!って思ったから。
そんだけかな。夫共々ブーイングでしたわん。
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by suga_m | 2007-10-04 16:03 | 映画
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