16ブロック

たまたま16ブロック先の裁判所まで証人を送るはめになった主人公。
その証人が重大な事実を知っていたため、予想外な展開に。
まーこれでも観てみるかあ〜、なんて全く期待なく借りた作品。
ところがどっこい。
個人的に、今までのB・ウィリスの作品中でかなり良い部類に入るのではなかろうかと。
アルコール漬けの刑事ジャックがなかなか板に付いてた。
酒瓶を落としてまで証人を守るあたりは、ただの足の悪い酔いどれ刑事ではなく、かつては敏腕だったのねと観てる側に思わせる。映像だけで伝えるところが良し。

映画のストーリーと実際の時間が同時進行なのは、どっかのドラマを彷佛とさせる。
でも今どき101分で終わらせるあたり、くどくなくていい!
私が結構好きなデヴィッド・モースは悪役。エディ(モス・デフ)は何しゃべってんのかが聞取りにくいし、黒人がしゃべり倒すのは結構パターンなんで最初はウルサ!と思ったけど、その後はラストまでとても良い味出してたなあ。
何か天真爛漫な感じがあり、憎めないそのキャラクターが魅力的。
このエディ役が最後まで決まらなかったらしいが、分かる気がした。
とても重要で難しい役所だからね〜。

劇中「「良い兆し」「運命」「人は変われる」といったキーワードが出てくる。
何度も出てくるこのワードが非常に大切なのよね。
確かに護送するのがジャックじゃなかったら、エディは抹殺されてたんだし。
エディを送ることにならなければ、ジャックも現実から目をそらすことをやめなかっただろう。
バスのシーンとラストは、ほろりとさせられちゃったなー。
(つか、涙もろすぎなだけって感じ?)

ただ、もう1つのエンディングってのはね〜。
ラストだけを観るのが嫌だったので、「もう1つのエンディングバージョン」を娘と観た。(暇人?)それぞれのエンディングで、フランクが全く別人になってるんだけど。そのへんをデヴィッドに聞いて欲しかったっす!
あたしとしては、もう1つのエンディングが実は当初の脚本だったのでは。。と思ったのよねえ。何故か?何となくだけど。(オイ)
夫が「観客が納得する終わり方にしたんだろ」と言ったので、ひょっとしたら当たってるかも!?娘も「結構良かったよね〜〜」と。とにもかくにも、なかなかハートウォーミングな映画である。  


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by suga_m | 2007-10-11 15:24 | 映画
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