ブラッド・ダイヤモンド

シレアレオネって、どこですか?実在するの?
そんな国の存在すら、この映画を観るまでは知らなかった。
アフリカの小さな小さな国。
そこで不法採掘されるダイヤモンド。
そのダイヤをめぐり、人々は翻弄され思いが交錯する。。。

アフリカの内戦の様子は生々しい。拷問虐殺を繰り返し、とても正視できない映像が多々流れる。手を切り落とすなんて、信じられん。

家族と引き離され、RUFに兵士として育てられる、少年たち
銃を、武器を持ちさえすれば勇者になれる。強くなれる。
そうして洗脳された子供たちは、少年兵となっていく。

RUFによって息子ディアを奪われたソロモン。
息子を取り戻すために必死なその姿は痛々しい。
銃をアーチャーに向けるディアと、必死にディアに訴えかけるソロモン。
おそらく、その意味すらよく分からず銃を撃っていた少年兵。
そしてディアもまたそんな一人だったはず。親子が流す大粒の涙に、思わずもらい泣き。。
ソロモン役はジャイモン・フンスー
彼、すごくいいなと思った。
息子もいいんだけど。

そしてアーチャー役のディカプリオ
どうしてもタイタニックのイメージが強すぎ、敬遠していたけど。。ディパーテッドもこの映画も、こういう役の方が合ってるんじゃないか。
彼の演技もとても良かったけど、ジャイモンに食われた感も否めないか。

そして地味な中にも凛とした強さと美しさがある、ジェニファー・コネリー
恋愛感情をどっさり持ち込むことなく、さりげなく静かな感情の表現が、ナイス。
ここで下手にラブシーンとかがっつり入れてきたら、きっとイカッてたと思うわ。(ないと思うけど)

終盤三人で山の頂上目指して登っていくシーン。
撃たれたアーチャーが最後どうなるのか読めちゃうんだよなあ。
アーチャーの苦しみ様が、この手の映画にない気がして。
なんか人間臭さを感じた。意識して演ったかな。

アカデミー、ノミネートにはなるほどな、と納得した。
これからはディカプリオを偏見の目(笑)で見ないようにしなくちゃね。
そうそう。
解説最初の方だけ見たけど、現地の人たちほとんど素人だって話にびっくり。勘がいいのか?逃げまどう様子なんか、とても素人集団とは思えないほどリアルだった。




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by suga_m | 2008-05-24 16:35 | 映画
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