テルマ&ルイーズ

91年リドリー・スコット監督作品。スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス。若かりしブラピも。。

これを初めて観たのはまだ東京にいた頃だったから、ひょとすると10年くらい前かもしれない。それ以降ことあるごとに、いっちゃんに「観てみたら」と勧めていた。一度は途中まで観たものの、挫折。このたび私が彼のお勧め映画をやっと観た事、慧ねーさんブログで紹介されていたことから、やっと全編を観るに至った。(慧ねーさんに感謝)

私は個人的にこの映画が好きだ。
切ないけど、やっぱり爽快。してやったりという気持ちにさせてくれる。なんてことない専業主婦と独身女が殺人容疑で決死の逃避行。
男によって傷つけられる生活にうんざりした2人が、本当の自分を解放させて行くのにしたがい、彼女らの表情も生き生きとしてくる。
最初は突発的な事故のようなものだったが、その後彼女らは自分の意志で道を選んで行く。
そして最後の幕切れをも、自分達で選んだ。

あんただって捕まりたくないでしょ。
降参するなんて、ごめんだわ。
それなら行くしかない。

そう、自分もそんな風に願っていた。
最後に至る2人の表情が最高。
彼女らは、このバカンスで後戻りできない自分に気付いた。だから道はあれしかなかった。


ちょっと残念なのは、刑事のハル(ハーベイ・カイテル)。少し中途半端さが出てしまった。どうしてそこまであの2人にこだわるのかと言う所が、もっと出ていたら。。。
ただ、彼女達に唯一の理解者がいた、というところで救いがあったのかもしれない。

最後のキス。握りしめた手。2人の笑顔。思わず走り出すハルの後ろ姿。。
何年たっても鮮明に記憶に残るラストシーン。
男だったら、あんな潔い決断が出来るのだろうか。この映画、男性には分かりづらいのかもしれないと思った。私は好きだけどね。

ちなみに、いっちゃんがこの映画を録画したビデオをちゃんと取ってあったため観る事ができたのだが、深夜枠で放送された映画の前後を見ると、なんと「98年」の番組「ボキャブラ天国」が。。。まさか当時録って7年も放置していたとは。。そしてそれがちゃんと取ってあるとは。。恐るべし、イチロー。
これで「リービング・ラスベガス」「デッドマン・ウォーキング」と並び、私の勧める映画は制覇した彼であった。。
どれもラストがアンハッピーで刹那的。でも私はいいと思うけどね。

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by suga_m | 2005-05-03 16:30 | 映画
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