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着信あり

企画/原作秋元康、柴咲コウ、堤真一。。

珍しく本気モードで駄目出ししたい。
別に期待はしてなかった。どうせたいして怖くないんだろうし。。でも人気があるのでいつも貸し出し中。それがたった1本残っていたDVD。。だまされた。
駄目な理由はいくつもあるけど、だいたい次の通り。


・全然怖くない。ここ数年で見たホラーでは最低の出来。(あくまで個人的意見)
・虐待というテーマを軽く扱い過ぎ。虐待ってことにしとけばいける、みたいな姿勢
が見て取れて不愉快。また描き方もまったくもって中途半端。由美の過去なんか、結局さして関係              
 なく終わってて意味がない。
・ところどころにハリウッド的ホラー演出みたいなのがあって、変。終盤病院のシーン、あれゾンビか??

そして秋元康が最後にやる解説。
これが駄目!!原作の宣伝。何それ??それに彼の冗談は、全く冗談に聞こえない。寒い。

とにかく、怖くないだけなら別にいいとして、不愉快を通り越して怒りを覚えてしまう私だった。
重大な問題がテーマになっているのに、それが全く描ききれないんだから、最初からただ単に怖いだけの映画を目指した方が良かったと思う。
人が生きる死ぬの瀬戸際にいるのに、それをテレビで生中継なんて、いくら映画でも非人道的すぎるんじゃない。

秋元康は他の才能はともかくとして、ホラーの才能は全くない。
これが映画化されたのが不思議でしょうがないし、2ができるのも謎だ。

劇中で唯一印象に残ったのはなつみの死に方。あれは痛い。「あーイタタタ」とつぶやいてしまう。
激辛コメントだけど、これはあくまで個人的意見なので、観てみたい人はどうぞ。。。

by suga_m | 2005-05-20 08:37 | 映画
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