ドッペルゲンガー

2003年。役所広司、永作博美、ユースケ・サンタマリア。。。

見たら死ぬと言われている、自分の分身「ドッペルゲンガー」と遭遇してしまう主人公を、役所広司が一人二役で演じる。
最初の方ではホラータッチな感じなのが、実はちょっとブラックなコメディという話。。
ユースケや柄本明が出てるあたり、それっぽい匂いがするような。

前半と後半で、なんか筋が違ってきてる感じがしたんだけど、そうでもないのかな。
どう考えてもおかしなところが沢山あるんだけど、誰もそれをおかしいととらえていない。
死んでて当然なのに、怪我をしながらも全く平気に生きてたり。誰が現実で、誰がそうでないのか分からないつくりになってる。どこか現実味のないストーリー。
柄本明も、あれでまだ生きてたら笑えるよなー。んなワケないか。

この監督はどういう意味合いでこれを作ったのかな、と疑問に思った。
まあ嫌いではないけど。

役所広司は大人しくて温和な性格の役しか知らなかったので、この分身に見るような自由で奔放で型破りな感じの役は、新鮮だった。
メイキングを見て更に思ったのだけど、この全く異なる人格の人間を演じるのはかなり難しかったのではないか。
今分身を演じたと思ったら、さっと走って違う場所に立つ本人を演じたり。これは大変だったろうなあと思う。CG合成のために緑やピンクの全身タイツを着込んだスタッフの苦労も、なかなかのものだったに違いない。

などといろいろ思ったが、何より印象的だったのは殴り殺す時に金づちやレンチでパキャッとやる所。そのパキャッという感じがなんとも言えない。。
ばかばかしく面白いような気もするし、ちょっと恐い気もする。

一応メイキングを見ちゃうと、ハテナな部分の説明がちゃんとついてしまう。でも前に書いたと思うけど、分かり過ぎちゃうのもなんかつまらない。
謎解きができる方が楽しいのかも。。
まあ監督の思惑どおりには作れたんだ、ということはよく分かった。

ドッペルゲンガーとうたっているけど、別に見たら死ぬという恐いものじゃなくて、この映画では「自分の中のもう一人の自分」という姿で描かれているので、ちょっと意味合いが違う。
きっと誰しも持ってる自分の中の別の自分。それを認めたくないという自分。
私も、結構二面性あるからなー。
なんて思わず考える。

今、振り返ると私のドッペルゲンガーがそこに。。。。。。。。。。
いたら恐いって。

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by suga_m | 2005-06-24 07:46 | 映画
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