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最高の人生の見つけ方

久々に劇場にて映画鑑賞してきた。
興味のあるのはトム・ハンクスのと、これ。
この映画、ラストがどうなるのか最初から分かっているわけで、今はあんましこういう手のものを観る気分ではなかったのにジャックに負けた。(笑)

死ぬ前に自分がやりたいことをリストアップする、「BUCKET LIST(棺桶リスト)」
自動車修理工のカーター(モーガン・フリーマン)と病院のオーナーである大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)。
性格も、それまでおかれてきた環境も全く正反対の二人の出会い。

ただ余命半年と知って、悲しみにくれ絶望のどん底で死を迎えるのか、
それとも自分のやりたいことを沢山やって、大笑いして死を迎えるのか。。

自分が直面せねば絶対に分からないことだけど、演じたモーガンやジャックはそれ相応の年齢になり、死というものを少しずつ意識したりさほど遠いものではないと感じるようにもなってきたのかもしれない。
ジャック1937/4/22、モーガン1937/6/1の御年71コンビ。(同い年とは。。。!)
そんな彼等だから、変に力まず自然に演じることができたと思うのだがどうだろう。
二人のキャラクターも、役と合っていたように思えるし。

死ぬまでにやりたいことをやる。
それがスカイダイビングやタトゥーを入れること?
分かりやすすぎるというか、陳腐な気がしないでもない。
しかも片や何不自由しない大金持ち。何でもできるに決まってる。
その設定は臭い。
臭いが。。
ジャックだから許す。(そーなるんかい!)
変に感傷的になりすぎないところは、良かったと思う。
この手の映画なら、泣かせようと思えばいくらでも泣かすことはできるわけで。あえてそうしない所をあたしは評価したいなと。

お金には不自由しないが、孤独な男エドワードの涙。これは最高に良かったね。
子供みたいに震えて泣くエドワード。71でこの演技ができるとは、やっぱジャックはいい!
そして真面目なんだけど、なんかおもろい秘書のトマス
キャスティングの妙か。オリジナルソングも良かった。
そしてラストの「違法行為である」もね。


しかし。。人はなぜエンドロールが始まるとさっさと席を立つのか。
あたしには理解できん。それは作った人に対して失礼なことでは?
それに、余韻に浸りたいと思わないのか。
切り替えが早すぎるぞ!(心の叫び)

最高の人生の見つけ方_e0014639_13331615.jpg

by suga_m | 2008-05-31 13:35 | 映画
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