消えた天使

リチャード・ギアも老けたなあ。。。と思ったら、もう59っすか。
クビとか年で退職する側と新人。これはよくあるパターンではある。

これが思っていたのと違い、かなり社会派な内容。
やっぱ日本人にはちと理解できない世界かもしれん。
邦題は「消えた天使」だが、原題は「THE FLOCK」
大勢の人々。それはアメリカ中に散らばる、膨大な数の性犯罪者にほかならない。
保護監察官1人あたり1000人の犯罪者を監視しなくてはならない、アメリカの現実。
土地の広さも人口も日本とは桁違なアメリカで、
毎日毎日、彼等監察官は登録された大勢の性犯罪者と向き合う。
これじゃあ精神的に参ってもおかしくない。。

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、
気をつけねばならない。深淵を覗き込むとき、その深淵もこちらを見つめているのだ」

    ーーフリードリッヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』ーー

その昔買った本「FBI心理分析官」の冒頭に記されていたのを思い出した。

人とは、本当はとてももろいものなのかもしれない。
こっち側とそっち側。その境界線は一体どこに?
1歩踏み出せば、ホラ。。。
狂った世界でいつバランスを失い、奈落の底に落ちるのか。
彼等が戦っているのは、もしかしたらそんな恐怖と自分自身。。

この映画のラストは、それを物語っている。

<追記>
そうそう。。似てるな〜と思ってたらば、あのアヴリル・ラヴィーンもゲスト出演(?)しとります。


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by suga_m | 2008-09-18 15:25 | 映画
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