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守護神

あたしはあんまりケビン・コスナーって興味ないんだけど、なんとなく宣伝から気になっていたなーと思い、借りてみた。

腕のいい沿岸警備隊員に、当然ケビン。(笑)
多くの人を救ってきたベンだったが、相棒の死がきっかけで学校の教官となる。
特訓は厳しく、山あり谷あり。。

まあ目新しいストーリー性はなく、なぜ今さらこんなベタな映画をわざわざ。。と思わなくもない。ありきたりで筋も読めちゃうし。


ラスト、そうなるんかい。。!
強引じゃないかと思ったけども。
ケビンはとにかく良い役取っていったなーという感じ。

まあ内容はそんな感じだけど、ハリウッド映画は映像は迫力がある。
だからストーリーはまあさておき、ちゃんと観られる。
やっぱ制作費が桁違いだもんなあ。

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by suga_m | 2008-03-21 16:11 | 映画

父親たちの星条旗

第三弾になってしまったが、「硫黄島・・」とはセットなので、これも観るしかないだろうということで。
この星条旗を立てている写真。アメリカでは非常に有名なものらしいのだが、硫黄島のこともよく知らないくらいだから、このことも全く知らず。

帰国後国によって事実と異なるところを隠され、英雄に仕立て上げられる三人の兵士たち
米国の内情、人種差別問題。。
恥ずかしながら今になって初めて、戦争の裏にこんな事実があったことを知った。(-_-;

戦場のシーンは、ほとんど帰還後のフラッシュバックによって描かれている。
あまり多いのでどうかと思ったが、彼等の背負った傷や苦悩を描くのにはあれが一番適しているということか。
特に印象的だったのは、夜のスタジアムではりぼての山に登る時の、それぞれの脳裏にフラッシュバックする戦場のシーン。分かるはずもないのに感情移入。。

硫黄島〜の方よりも、こちらの方が良い出来なのではないかと思ったのだが、それはやはり自国のことを描いているからか。硫黄島〜のことをボロクソ書き過ぎたかな、となぜかふと思った。
でもその時はそう思ったからしょうがない。。(−_−;
この映画はとても淡々と、事実を追って描いた作品のように見えた。

エンドロールで流れる、モノクロの当時の写真。
英雄となった兵士たちのポートレート。生々しい戦場の様子。
俺は、きみのためにこそ〜でもエンドロールで同じように写真が流れた。若い兵士たちのくったくのない笑顔がたくさんあったっけ。


何年か前だったか、戦争映画を家族で観たか何かで、戦争について話す機会があった。
太平洋戦争について「つい最近のこと」と言ったあたしは夫と娘に「えー?!昔の事じゃん」と非難された。確かに最近と言うのは語弊があるだろうけど、でも考えてみてよ。自分が生まれる20年ちょっと前の話でしょ。娘がそう思うのは当然だけど、夫にとってはそう遠くない過去じゃないの?夫は「・・・」。。
あたしがおかしいのか??
まだそんなに昔のことと思えない。なぜか分からないけれど。

いろいろなものを犠牲にして、今のあたしたちが成り立っている。
それは日本もアメリカも同じこと。
どっちが正しいとか悪いとか、そんなことじゃなく、過ちを繰り返さないこと。
きっと誰もが頭では分かっている。
でもそれを実践していくのは、困難なことなのだろうか。。
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by suga_m | 2008-03-15 09:45 | 映画

俺は、君のためにこそ死ににいく

脚本製作石原慎太郎
こういう映画は自分にエネルギーのある時じゃないと。。と前も思ってたけど、今回も夫の手が伸び。。まあ興味はあったが覚悟して観た。
やっぱりなー、もうズルズルダーダーになっちまいましたよ。。
なんかことさらに泣かそう、泣かそうとしてないか?!

そもそも石原慎太郎が、戦時中軍の指定食堂を営んでいたトメさんとは親交があったそうで。
実際に本人から話を聞いて脚本を書いたそうなので、それなりの期待はしていたのだが、トメさんが何故岸恵子なのか!?
そこが一番疑問で、きっと石原慎太郎が岸ファンなのだろうと思ったら、やはりその通りだったようだ。どうもトメさんの晩年のイメージが強いからか違和感を抱いてしまうのだが、実際トメさんはかなり美しい人だったらしく、当時は40そこそこくらいのはずだから岸恵子じゃフケ過ぎだったということで。そう考えれば納得。

そういえば、以前トメさんと特攻隊員を取り上げたドキュメンタリーで見ていたのだが、信州上田からやってきた青年の出撃前と後のエピソードのシーンで思い出した。
上田は蛍が有名なところなんだけど、死んだら蛍になって戻ってくるよ。。
と言った青年が戦死した後、庭に本当に蛍がやってきて、皆で「○○が戻ってきたよ!」と言ったのだそうだ。

特攻については、いろいろな考えがあると思う。
そもそも志願と言う名の強制だったとも聞くし。
誰もが御国のために喜んで身を投げ出したわけじゃない。
皆死ぬのが恐くて、どうしようもなかったと思う。
勝つと信じて飛んだ青年も中にはいるかもしれないが、「きけわだつみの声」のモデルとなった上原良司は負けると確信しての出撃だったと。。

現実にそのような時代に生きていないあたしたちがどれだけ考えたとしても、それは想像にしか過ぎないことだし、理解しようとしても到底無理な話である。
それでも本当にあったことを自分なりに考える、良いきっかけをこの映画は与えてくれるんじゃないか。しかしこのテーマの邦画は制作費、役者層など考えてもなかなか作るのが難しいのではなかろうか。。と心底思ったのだった。

※トメさんは平成4年に他界しており、「富屋食堂」は今は富屋旅館として営業しているそうである。
鳥濵トメと富屋旅館のホームページ
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by suga_m | 2008-03-07 15:09 | 映画

硫黄島からの手紙

歴史では硫黄島での戦いなんてものは教わった記憶がなく、映画になったというので初めて知ったくらいで全くもって無知だったあたし。
栗林中将(劇中では渡辺謙)は長野の人で、現在の長野市松代に生まれた。
松代といえば大本営跡壕(めちゃくちゃコワイ)のあるところで有名だ。

実は以前に、硫黄島から生還した人たちのドキュメンタリー番組をテレビで見ていた。
なので日本視点というこの映画に、結構期待していたのだ。

硫黄島の壮絶な戦い。
飲まず食わずで炭やうじまで口にしたとか、壕の入り口を爆弾でふっ飛ばされて生き埋めにされたとか、水とガソリンを壕に注入されて
火あぶりにされたとか、本土から送られてきた武器はあろうことか花火だったとか、戦死した兵士を2体、3体と上にかぶって米兵をやりすごしたとか。。
壕の中は40度にもなる灼熱地獄だったとか。。様々な話を聞いていたのだが。。
映画では、思っていたのと全く違うと言っても良いくらい、ほど遠いものに思えた。
映画の中の壕はひんやり感すら漂っていたくらいで、あれにはたまげたね。
どうにも腑に落ちない。。。



役者には、壮絶な戦いをしいられているような緊張感は全くなく、二宮に至っては「当時こんなやついねーだろ!」という人物像。
渡辺謙は無難過ぎだし(それで最後まで観られたかもだけど)、日本軍は2万はいたはずなのに、どこにそれだけの兵士が?!という位せせこましい世界になってるし、壕を掘りはじめたと思ったらあっという間に完成してるし。数え上げれば切りがない。

そもそも「5日で落とせると思っていた米軍を、1ヶ月以上も苦戦させた」戦いだったはず。なのに肝心の戦法など全く描かれておらず、ただ洞窟(にしか見えない)に立てこもった日本軍という映像で終始した感じ。
これを日本視点の硫黄島の戦いとは言って欲しくない。
でもまあクリントは、まじめに真摯に描こうとしたようだし、そこんとこは評価はできるが。
総体的にぼろくそだなー、久々。この映画好きな人、ごめん。


**栗林中将は最後の攻撃を行った際に戦死しているが、階級章を外していたため遺体発見に至らず。また師団長自らが突撃したのは、日本の戦史上初めてのことである。**
硫黄島には、現在も1万を超える遺骨が未回収のままだそうである。

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by suga_m | 2008-03-03 17:02 | 映画