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BOBBY

アンソニー・ホプキンス/デミ・ムーア/シャロン・ストーン/イライジャ・ウッド/リンジー・ローハン/
ヘレン・ハント/クリスチャン・スレーター/ウィリアム・H・メイシー/ヘザー・グラハム/
ローレンス・フィッシュバーン・・・・
豪華キャスト陣が演じ、脚本&監督はエミリオ・エステヴェス。

1968年6月5日ロバート・F・ケネディ(愛称ボビー)、運命の1日。。。
ロスのアンバサダーホテルを舞台に繰り広げられる22人の人間模様。
交錯する人々の思いを軸に描かれるストーリー。

22人という登場人物は、多くないか?
とはじめは思った。あたしの頭が悪いだけかもしれないが、人数が多いと
頭がこんがらがるのではないかと思ってた。
しかしエミリオの腕がいいのか、そんな心配はどこかへふっ飛ぶ。
そして彼等の抱く思いや苦悩に、素直に感情移入できた。

この運命の日、エミリオは6歳だったが、ボビーが暗殺されたことは強烈に記憶に残っていたそうで、後に父親(マーティン・シーン)にホテルに連れていかれ、色々な話を聞かされたらしい。
脚本の執筆活動のために訪れた小さなホテルの経営者が、あの日あの場所で事件に遭遇した女性だったというエピソードには、驚いた。
まるで運命の糸にたぐり寄せられるようにして、彼はこの映画を作ったと言える。
どこがどうとは言えないけれど、だからなのか、彼のこの作品に対する思いのようなものが非常に強く感じられた。

ボビーに夢と希望を託した多くのアメリカ人たち。
ラストは当時の実際の映像を交えるので、ドキュメンタリーのよう。
夢が打ち砕かれた一瞬のできごと。
ボビーは凶弾に倒れながらも「ほかの人は大丈夫か」と気づかい、怪我をした人たちは幸運にも全員が助かったという。

暴力はいったい何を成し得たのか
暴力はただ、暴力を生むだけなのである。
暴力の連鎖を断ち切るために、ボビーが自分の命をかけて人々に訴えたように思えてならない。
もしもこの時、彼が亡くなっていなかったら。。
アメリカという国は大きく変わっていたのではないか。

サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」が静かに心に入ってくる。。。
気付くと涙がだーだーと流れていた。
この映画で号泣するとは夢にも思わなかったのだが。


「きっと私たちは学ぶでしょう
周囲の人々を仲間として見るようになるはずです
そして努力をし始めるはず
お互いへの敵意をなくし
お互いの心の中で再び同胞となるために」



この現代においても、彼の言わんとしていたことが通じるということは。。
非常に悲しいことである。
人間は、学ぶ生き物のはずなのに。
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by suga_m | 2008-09-29 16:25 | 映画

消えた天使

リチャード・ギアも老けたなあ。。。と思ったら、もう59っすか。
クビとか年で退職する側と新人。これはよくあるパターンではある。

これが思っていたのと違い、かなり社会派な内容。
やっぱ日本人にはちと理解できない世界かもしれん。
邦題は「消えた天使」だが、原題は「THE FLOCK」
大勢の人々。それはアメリカ中に散らばる、膨大な数の性犯罪者にほかならない。
保護監察官1人あたり1000人の犯罪者を監視しなくてはならない、アメリカの現実。
土地の広さも人口も日本とは桁違なアメリカで、
毎日毎日、彼等監察官は登録された大勢の性犯罪者と向き合う。
これじゃあ精神的に参ってもおかしくない。。

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、
気をつけねばならない。深淵を覗き込むとき、その深淵もこちらを見つめているのだ」

    ーーフリードリッヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』ーー

その昔買った本「FBI心理分析官」の冒頭に記されていたのを思い出した。

人とは、本当はとてももろいものなのかもしれない。
こっち側とそっち側。その境界線は一体どこに?
1歩踏み出せば、ホラ。。。
狂った世界でいつバランスを失い、奈落の底に落ちるのか。
彼等が戦っているのは、もしかしたらそんな恐怖と自分自身。。

この映画のラストは、それを物語っている。

<追記>
そうそう。。似てるな〜と思ってたらば、あのアヴリル・ラヴィーンもゲスト出演(?)しとります。


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by suga_m | 2008-09-18 15:25 | 映画

キャプティビティ

何やら「24」に出てるエリシャ・カスバートって女優が主演だそうな。
サスペンスだと思って借りたら、ホラーちっくじゃないのさ。
てか、何この作品。。
つまらん。

なんかCUBEとかSAWとかホステルとか、気が付いたら監禁されてた。。なんていう設定はもうありきたりすぎて、つまんないんだよねえ。何かあるかも、と期待もしてみたけど。。
しかも隣部屋に監禁されてるゲリーって男が出てきた瞬間、まさかと思ったらそのまさか。
展開みえみえなんだよ。
グロさも中途半端だし、しかも恐くない。

しかも特典にもう2つのエンディングってやつが。

何じゃそら。
どっちでもいいっすよ。
主役のインタビューも、とりあえず見といたけど。。
なんつーか。。。残念な作品ですな。


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by suga_m | 2008-09-10 15:55 | 映画

ジャンパー

ヘイデン・クリステンセン主演。
これは、娘が観たがっていた映画。

実はある人にお勧めしようと思っている映画「海辺の家」
先日娘と行った書店で、このDVDが半額で売られているのを発見!持ってなかったんで、即買いしてまた観ちゃったんだけど。
これの主人公の息子がヘイデン・クリステンセン。
高校生役だった。(当時彼は19歳)
で、そのあと「スターウォーズ」エピソード2,3と出演したそうで。
(前回も書いたようにその手に無関心なので観てない)

本題に戻り。
この映画の主演が彼ってのを、ぜーんぜん知らなくって。観始めて「あ、ヘイデン・クリステンセンじゃん!」と気付く。。。
遅い。
なんかあたしは、こういうことが多い。上の話もそうだけどもさ。
全く意識してないんだけど、自分で引き寄せているような。
シックスセンス。。。か?

まー、あたしのそんな能力??はさておき。(爆)この主人公はある出来事をきっかけに瞬時にテレポーテーションする能力を手に入れたってわけ。
普通ならこういう能力を人々の為に使う。。みたいな展開になることを期待するだろうけど、これは違うよねえ。
でも考えてみたら、自分がその立場だったらやっぱ銀行の金庫に行っちゃうよな、きっと。(笑)
そしてそれを許すまじ!という組織が登場。サミュエル・L・ジャクソン、久々に見た気が。。
確かに、そうそうオイシイ思いばかりはさせてられんわな〜〜。

ラストは思いっきり続編作ろう!!という思惑プンプンじゃー、あーりませんの?
いいけどさ、別に。
せっかく良い役者なのに、なんかこんなのに出て勿体ないよ、ヘイデン。
あなたの魅力が半減よ。
と思ったのであった。


「海辺の家」(単独の記事にはしておらず、ムービーバトンの中の一作品として挙げております。よろしかったら、ドウゾ。)

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by suga_m | 2008-09-04 15:20 | 映画