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キャスト・アウェイ

ロバート・ゼメキス監督。トム・ハンクス、ヘレン・ハント。。
全く期待しないで以前に買っていたDVD。今になってやっと観た。

漂流して無人島で4年間のサバイバル生活。
笑っちゃいけないシリアスな話のはずなのに、島での生活では爆笑シーンが満載。
なかなか楽しませてもらった。
そしてその4年間という時間が微妙。1,2年じゃなくて4年。
そのくらいの時間の経過がないと、ちょっと話にならない感じはする。
4年くらい待てなかったのか、ケリー!って人もいたらしい。
。。。待てんだろ。だって海上での飛行機事故だしね。
きっと生きてる。生きてて欲しい。でも死んでしまったかも。。死んでる可能性の方が絶対高い。相当苦しんだんじゃないかな?そして周りが「彼は死んだ、あきらめろ」と。。
自分の進むべき道を決断した気持ち、分かる気がする。

無人島で一人バレーボールにウィルソンと名付け、話しかけるチャック。彼の唯一の話し相手で友人のウィルソンが波にさらわれていったシーン。滑稽で、悲しい。
4年も人と接しないで生きるためにバレーボールを人間にみたてる。あり得ないことじゃないと思うなあ。「ウィルソーーーン!!」という叫び声がずっと頭に残ってる感じ。

まあ期待しないで観た感じ、わりと良かったかなと私は思う。
ただトムのやせ方は甘かった気がするな。余りリアリティを感じない。
でも結構がんばった方なのかな?

製作には相当リアリティを追求したと聞いたけど。
フェデックスなんか出しているあたり、そうだよね。
でも全体的に狙い通りだったかと言うと、どうかな?
実際4年も無人島で生きていけるのか?とも思うし、そう考えていたら戦後30年近くもサバイバル生活をしていた「横井庄一さん」を思い出して、そう言うこともアリかもなあと思ったりした。

トム・ハンクスはそんなに好きじゃないけど、完全シリアスものよりもこういうどこか滑稽で笑いの出る映画の方が、彼にはあってると思う。と思うのは私だけかな。
最後は拭いきれない喪失感もあったけど、希望を失ったわけじゃない。
4年もサバイバルしてきたんだから、何があっても生きていける。
自分で人生切り開いていけるんだから。。

しかし最後の解説ってのは???
延々とした解説付き。知りたい部分もあるけど、全部解説されちゃうと興ざめかも。
自分でいろいろ想像したり、感じたりする部分があるから映画って面白いんだろうしね。

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by suga_m | 2005-05-17 08:36 | 映画

21グラム

ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ。。

人間が死ぬと、ちょっとだけ体重が軽くなるらしい。っていうのは以前どこかで聞いた。
それは魂の重さだと言う人もいる。そうかもしれない。
このことに、明確な答えはない。
そのちょっとだけ、と言うのが21グラムなのだという事を初めて知った。

ベニチオ・デル・トロって、どうも生理的に好かん。。でもその好かない感じが役柄と妙にあってた気がして、結構良かったのかも。
ナオミ・ワッツは相変わらず体張ってる。
ショーン・ペンは意識してなのか、押さえ気味な感じがした。

愛する家族が突然の交通事故で帰らぬ人となる。

「あの子は青い靴ひもを欲しがっていたのに、私は買ってやらなかった。あの子は赤い靴ひものまま死んだのよ。」
残された側の後悔、自責の念。21の時、私もそういう経験をしたことがある。だから彼女の気持ちに心が痛む。もしも自分の家族がそんな風に死んでしまったら、私も彼女がドラッグと酒に逃げたのと同じようになるに違いない。

ただ、パズル形式の進行具合は面白いかもしれないが、理解するのに手間どり観ていて疲れる。特に最初はちゃんと観てても「あれ?これどうなってるんだろ」となってしまって、ちょっと残念。
こういう作りにする必要があったのかなとも思う。
でも普通にストーリーが展開していったら、つまんなくなってたかもね。(夫談)

21グラムって、結局なんだろうね。
人間の死に直面した人たち。
死んでいく人間と、生きている人間。
死ぬ側よりも、きっと残された人間の方が辛い。
でも、それでも生きていかなくちゃいけない。
ちゃんと向き合って、乗り越えて行かなきゃならない。

21グラムがなんなのかはっきりとは分からないけれど、それは生きている人間に残された何か。。

彼がクリスティーナとジャックに残していった何かなのかもしれない。

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by suga_m | 2005-05-14 01:34 | 映画

アメリカン・ビューティー

ケビン・スペイシー、アネット・ベニング。。

何度か観てる映画。
久々にまた観てみた。何度観てもいい映画。
ケビン・スペイシーはこの映画で初めて存在を知って(遅い?)その後色々出演作品を観る事になったのだけど、本当にめちゃくちゃ上手いと思う。今まで色々観て来たけど、初めて「凄い!」と思う人に出会った気がした。

この映画では、「色」、特に赤が効果的に使われてる。
タイトルにある「アメリカンビューティー」とは、どうやらアメリカ産の赤いバラの品種名らしい。
皆がちょっとずつ歪んでて、それがはたから見ると滑稽で、でも悲しい。こういう話が一番好きだ。って言うと変に思われるかもしれないけど、一番心にズシンと来る。皆の歯車がちょっとずつ狂ってしまい、最終的には取りかえしのつかない所まで行ってしまう。
現実にもこんな事がありそうな気がして、ちょっと怖い。

冴えない40代サラリーマンを演じるケビンが最高に良い。特にその表情には鳥肌がたつくらいだ。
そして妻役のアネット・ベニングの迫力ある演技。
現代アメリカの病理がどうとか色々言われてるけど、そんなのとっぱらって、単純に凄く良い。

レスターの奥さんのキャロリン。そして隣家の奥さん。。。キャロリンが家を売れなくて泣きそうになった時、自分で自分を殴って「泣くな!!」ってカツを入れる。。誰も頼らず強気に生きて来たキャロリン。可笑しくて悲しい。同性愛者の夫と偽装の結婚生活を送る中で、最愛の息子に出て行かれてしまう奥さん。切な過ぎる。この2人は可哀相な人だなあとしみじみ思った。

私が一番ハテナ?なところはタイトルだったんだけど、今回調べてみて「奥さんの育ててるバラの品種名」と分かったため、なんとなく漠然とだけど理解できた気がする。

これを最初に観た後、ケビンが「自らを語る」で言っていた事。
最近の映画は台詞が多くて、台詞に頼り過ぎる。実生活ではそんな事はないはずだ。もっと表情や動作で心を表しているはず。そういうところを大事にしてやっていきたい。

なるほど。だからあの鳥肌ものの名演技なわけね。

どうも私の好きな俳優は、顔がカッコイイとかのタイプじゃない。
ティム・ロビンスにしても決してカッコイイとは言えないし。。
ナゼか気になるニコラス・ケイジだっていっちゃんから言わせたら「幸薄い顔」らしいし。(アンタに言われたくないって)
でも、そういう人の方が味があっていいと思うな、私は。(結婚相手を見ても納得だね)
とにかくケビン・スペイシーは最高!!

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by suga_m | 2005-05-06 09:31 | 映画

テルマ&ルイーズ

91年リドリー・スコット監督作品。スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス。若かりしブラピも。。

これを初めて観たのはまだ東京にいた頃だったから、ひょとすると10年くらい前かもしれない。それ以降ことあるごとに、いっちゃんに「観てみたら」と勧めていた。一度は途中まで観たものの、挫折。このたび私が彼のお勧め映画をやっと観た事、慧ねーさんブログで紹介されていたことから、やっと全編を観るに至った。(慧ねーさんに感謝)

私は個人的にこの映画が好きだ。
切ないけど、やっぱり爽快。してやったりという気持ちにさせてくれる。なんてことない専業主婦と独身女が殺人容疑で決死の逃避行。
男によって傷つけられる生活にうんざりした2人が、本当の自分を解放させて行くのにしたがい、彼女らの表情も生き生きとしてくる。
最初は突発的な事故のようなものだったが、その後彼女らは自分の意志で道を選んで行く。
そして最後の幕切れをも、自分達で選んだ。

あんただって捕まりたくないでしょ。
降参するなんて、ごめんだわ。
それなら行くしかない。

そう、自分もそんな風に願っていた。
最後に至る2人の表情が最高。
彼女らは、このバカンスで後戻りできない自分に気付いた。だから道はあれしかなかった。


ちょっと残念なのは、刑事のハル(ハーベイ・カイテル)。少し中途半端さが出てしまった。どうしてそこまであの2人にこだわるのかと言う所が、もっと出ていたら。。。
ただ、彼女達に唯一の理解者がいた、というところで救いがあったのかもしれない。

最後のキス。握りしめた手。2人の笑顔。思わず走り出すハルの後ろ姿。。
何年たっても鮮明に記憶に残るラストシーン。
男だったら、あんな潔い決断が出来るのだろうか。この映画、男性には分かりづらいのかもしれないと思った。私は好きだけどね。

ちなみに、いっちゃんがこの映画を録画したビデオをちゃんと取ってあったため観る事ができたのだが、深夜枠で放送された映画の前後を見ると、なんと「98年」の番組「ボキャブラ天国」が。。。まさか当時録って7年も放置していたとは。。そしてそれがちゃんと取ってあるとは。。恐るべし、イチロー。
これで「リービング・ラスベガス」「デッドマン・ウォーキング」と並び、私の勧める映画は制覇した彼であった。。
どれもラストがアンハッピーで刹那的。でも私はいいと思うけどね。

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by suga_m | 2005-05-03 16:30 | 映画

スタンド・バイ・ミー

これもまた食わず嫌い的な映画で、ずっと観てなかった。
どうもパートナーが勧める映画ってのは、お互い敬遠しがちなんだろうなあ。

とにかく、「ショーシャンク・・」に続いてスティーブン・キングつながりって事で、これを観た。
私は他の事をしていたので、最初の方は見てないんだけど。。

「どういう映画だっけ」と聞くと必ず「子供4人が死体を探しに行く映画」という答えが返って来る。今回ももエンドロールで「結局何ってことはなくて、単に死体を探して終わりなんだよね」と言っている。このヒト本気でそんな事言ってるのか?
これを見て、単に死体が見つかった、ちゃんちゃん。って映画などと本気で言う人はいないだろう。
凄く良い物語じゃん!と私の方が力説していたくらいだ。
私は男じゃないけど、こういう子供時代の友情とかってのは、すごくよく分かる気がする。
明るくしてるけど、それぞれ色々抱えてる。

特にゴーディとクリスには切ない気持ちになった。
死体を見つけた後、その死体を奪われないように兄ちゃん達を銃で追っ払った時、テディとバーンは逃げていた。それで十分すぎる程伝わるものがある。
ゴーディとクリスはきっと「オレだってできるんだ」「やろうと思えばできるんだ」って思ったんだろうね。

リヴァー・フェニックスについては詳しく知らないし、どうして亡くなったのかもよく知らない。ただ劇中では、ものすごい存在感を放っているのは確かだ。彼の死が、この映画のクリスとだぶって余計に切なくなる。

そして劇中に流れるベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」がまた更にこの映画を素晴らしいものにしているのは間違いない。

あの最後の別れの時、旅に出る前とは確実に違う「彼等」がいたはず。子供時代がなつかしいなあ、楽しかったなあじゃなくて、「子供って凄い」って事を感じさせられた。
たった数日で、子供って変われるんだから。。

是非ともひなこに見せたい映画だと思った。


ところで、ちょっと悪い兄ちゃんにキーファー・サザーランド。これはうけた。
ナレーターは、なんとリチャード・ドレイファス。(!)



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by suga_m | 2005-04-26 15:29 | 映画

コールド・マウンテン

ニコール・キッドマン、ジュード・ロウ、レニー・ゼルヴィガー。。

戦争映画で恋愛物で、しかも155分と言う長丁場。
これは途中で寝るかもしれない。。と思いながら見た。
ところがどっこい、全部見終わってしまったのだ。いっちゃんは毎朝早いので、途中まで見て寝ると言っていたくらいなのに、2人して最後まで見てしまった。

まずは、一度のキスしかしてない(例の宣伝のシーンだけど、まさしくそれがそう!一回こっきりのキス)、特に恋人とも言えない関係の男性をずっと待ち続ける女性。そんなのあり?私には考えられない。だけど逆にそういう一途さにちょっと憧れる気持ちもあって、割とすんなり入って行けた。

ただ細くか弱い女性でしかなかった主人公エイダを、厳しく鍛え上げるルビー(レニー・ゼルヴィガー)。これは単に恋愛物ではなくて、1人の女性の成長記録だったのだ。
相変わらず色白だけど、すっごくたくましくなるエイダを見てたら、なんだか嬉しくなった。

ところでインマンとのからみでナタリー・ポートマンがちらっと出て来るんだけど、「お願い。一緒に寝て。でも何もしないで」
もしこんな事言われたら、世の男性はどうするかな?とふと考えた。いっちゃんには聞いてないけど。(笑)
まああれはあれで良かったのだろう、と私は思ったけど。
インマンのエイダに対する気持ちが、凄く強くてびっくり。

愛する男性の帰りを待つ間に、彼女は文字どおりひと回りもふた回りも成長し、そして大切なものも見つけた。
2つの線は一度交わり離れて行った。そしてまた長い月日の後、一瞬だけれども確かに交わった。
彼女がそれでも生きて行けたのは、大切なものがあったからだ。

この映画、脇が皆凄くいい。
ルビーが再会した2人のために、部屋を空けて1人で寝る時ぽろりと流した涙。ああ、分かるなあって思った。
レニー・ゼルヴィガー、かなりいい味出してた。
個人的にはこのシーンと、ナタリー・ポートマンとのからみでだじろぐインマンの顔が見どころだと思う。これには本当に受けた。

一つ突っ込みを入れるなら、その後娘が生まれていたというオチ。
ありがちだけど、ちょっと臭い。でもそれも良しとしよう。

なかなか良い話だったと思う。


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by suga_m | 2005-04-19 16:26 | 映画

アバウトシュミット

「Shall We ダンス?」に引き続き息抜き映画。。

やっと見ました。

いやあ〜、これもジャック・ニコルソンにしか出来ない役所だと思う。
定年退職したとたんにやる事がなくなって、会社の自分の後がま若造にも娘にもウザがられ。。
挙げ句に妻は病気で急死。一体どうすればいいのか、何をすればいいのか分からない。
自分は出来る、強い人間だと思っているが、実際はそうじゃない。
なのに強がりや嘘を言う。

しかしそれが何だか哀れで、おかしさすら感じる。

キャシー・ベイツも最高。異彩を放ってる。ジャックにぶつけてくるなら、あれくらいインパクトがあって上手な人じゃないとね。まさか素っ裸になるとは。。。やるな、キャシー・ベイツ。

シュミットが悲しむシーン。怒るシーン。あぜんとするシーン。
最後に見せる涙。

ちょっとほろりとしてしまった。何があっても生きて行かなきゃね。
そんな事を思った。
やっぱりジャックは最高。

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by suga_m | 2005-04-15 10:23 | 映画

ダンサー・イン・ザ・ダーク

「ドッグヴィル」のラース・フォントリアー監督の作品だとは、ちょっと前まで知らなかった。
あれはかなりきつい映画なので、先に見ていて良かったかもしれない。あれに比べたらこの映画は「ある意味」生温いかもしれない。監督もそう思ったから「ドッグヴィル」を作ったんだろうし。

正直ミュージカルが劇中に入るというのが、ミュージカルを理解できない私といっちゃんには「どんなもんか」と言った感じもあった。
死人が蘇って一緒に歌い踊るのを見た時には「おいおいおい。。」とズッコケそうになった。
でもあれがセルマの心の叫びを上手く表しているという事なんだろうな。

彼女を理解する友達も上司も、彼女に好意を寄せてそっと見守る人間もいる。費用が足りないというのに手術してくれる医者や、彼女をかばう女性看守。悪い人間がいない。唯一友達の警察官とその妻くらいか。しかし彼等も元々は、友達思いの優しい人間であった。。そんな中でのあのストーリー展開と結末。
この映画を見た人の多くが、きっと「なんでこんなの見ちゃったんだろう」と思うに違いない。ひょっとすると「なんでこんな映画作ったんだ」と監督を恨めしく思う人もいるだろう。

「これは最期の歌じゃない」「最期から2番目の歌」
切々と歌い上げるセルマにじわりと涙がこぼれてくる。しかしこの監督がこれで許してくれる訳が無い。だってそれがラースなんだから。。


ほら来る。。もう来る。。


予想通りだが、きついラストシーン。
この監督は非常に面白いと思うが、作品はお勧めはしない。

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by suga_m | 2005-04-11 08:19 | 映画

グッドナイト・ムーン

ジュリア・ロバーツ、スーザン・サランドン、エド・ハリス。

この人たち、共演していたのかー。(意外にも知らなかった)

ジュリア・ロバーツは元気が良くて失敗ばかりだが、信念をしっかり持っている。みたいなキャラが多い気がする。スーザン・サランドンは完璧主義者ぽい雰囲気でそういう役が多い気がする。イメージ通りのキャスティングなのかも。

前妻との間に子供がいて、若くて綺麗な新しい恋人は子供や前妻からは疎ましがられ。。しかも前妻は治ったと思っていた癌が再発。。
設定としては、わりとあるような感じの話。

2人の女性の間にいる男エド・ハリスは控えめな演技。あくまで焦点はこの2人と子供にあてられているような作りになっていた。
ジュリア・ロバーツが押され気味な感じがしたが、それはそういう風に意識して演技していたのか、単に食われていたのか?気になる所。
スーザン・サランドンの演技はキラリと光っていて、細かい心理描写がとても上手い。
ストーリーは、ジャッキーが死ぬところまではやらない。お涙ちょうだいの映画ではないところが逆に良いかなと思う。

皆で記念撮影。そこにジャッキーが「あなたも」とイザベルを誘う。
笑顔の記念写真のラストシーン。

ジャッキーはイザベルが憎かった訳じゃなく、本当に「子供達をまかせられる女性なのか」試していたのでは。。。

劇中で流れていたジョン・ウィリアムズの曲がとても印象的で良い味を出していた。。。。



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by suga_m | 2005-03-05 15:15 | 映画

プレッジ

ショーン・ペン監督、ジャック・ニコルソン主演。

プレッジって、約束という意味なんだそうだ。
なるほど。
結局少女の母親との約束を果たせず、自らも愛する人を失ってしまう。
犯人を突き止める事にのめりこんで、異常なほど執着し、少しずつ彼の歯車が狂って行く。。

なんていうか、ひたひたと冷たく乾いた狂気みたいな物が、非常に良く出ている。
やっぱジャック・ニコルソンにしか出来ない役。

ジャック・ニコルソンとショーン・ペンとは親友なのだそうだ。彼のためにある作品みたいに思えたこの作品。原作があるらしい。全然知らなかった。

映画評はどうなのか、知らないけど私は好き。と思っていたら、かなりの数の人がこの映画に評を寄せていた。
ケビン・スペイシーもショーン・ペンをべた褒め。
別れた元妻、マドンナの評もあっておかしかった。
私も、ショーン・ペンの感性は好きだな。
中途半端で終わるのが納得いかないむきもあるようだけど、それがこの映画の良い所なのだ。
いっちゃんも元々はハッピーエンドが好きなタイプ。でも人生ハッピーエンドの事の方が圧倒的に少ないのだ、と思う。ハッピーエンドには余りリアリティを感じない。(ひねくれてる?)
だから私はこういう映画が好きなのだ。
切なさや悲哀、空虚さ。。

特に最後のシーンはかなりいい。
ここに全てが集約されている感じがした。


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by suga_m | 2005-02-04 15:07 | 映画