マンハッタン島に、突如得体の知れない「アレ」が来襲し、NY市民は逃げまどう。。
あの宣伝には「おお!」と思わせられたし、自由の女神の頭がふっ飛んで街中に 落ちてくる様などは記憶に新しく、ぜひ観てみたいと思ったものだったが。 内容的には「宇宙戦争」と「ブレアウィッチプロジェクト」を足したような映画。 全くもって私には期待外れ。 まず、オープニングの登場人物紹介的なホームビデオ撮影。 まだるっこしい。 85分なんだから、下手な人物のあれこれはいいよ。 とっとと本題に入ってくれよ。 公開前は「巨大タコか?!」とか言われていたけれど、結局はエイリアン的な。 まあそれはいい。 でも、特になんの目新しさもあたしは感じなかったし、全編ホームビデオのブレブレ画像なのも臨場感を出したかったからとは言え、途中からはあまりに単調。 その単調さの中にも「アレ」が何なのかが少しずつ映し出されるにつれ「なーんだ」って感じに。 しかも軍隊が友達を探しに。。という主人公たちをあっさり通してくれるし。 興ざめ。 娘と観ていたのだが、ものの数十分で彼女はギブ。 三半規管が弱いのよね。(苦笑) 結局は何の結論も出ずじまいで、物語は終わる。 何だったんだよ。。。。とあっけにとれらた。 まあ、そういうやり方も一つだとは思う。しかしさんざん引っ掻き回した挙げ句「アレ」は何だったのか?その後どうなったのか?NYは、アメリカはどうなったのか? など、謎が多すぎて納得のいかない映画だった。 確かにあの映像は、劇場で見ると迫力はあると思う。 しかしそれは全く「宇宙戦争」と同じであり、内容はどうかと聞かれると「・・・・」答えようがないのである。 ただ評価できるのは、85分という時間。 ここですっぱり終わったところだけは、良かったと言える。
by suga_m
| 2008-12-18 20:36
| 映画
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